常に機嫌よく、フラットな自分で〜奈雲政人の、自分を好きでい続けるための、3つのこと〜

奈雲政人

1989年埼玉県さいたま市生まれ。建築と街づくりについて大学院で学んだ後、広告代理店にてコピーライティング、PRプランニング等に取り組みながら、2019年レストラン「Sta.(エスティーエー)」を渋谷・神泉に立ち上げる。

 

 

自分を好きでい続けるための、3つのこと

 

#01 MY DINING

自分の変化に気づくため、食事はルーティーン化

普段の朝と昼の食事は、ルーティーン化しています。朝ごはんは、コーヒーと低脂肪のヨーグルト、昼ごはんはオートミールのおかゆと決めており、外食や旅行以外はほぼ崩すことはありません。職業柄外食も多いので、自宅ではシンプルな食事を意識しています。ルーティーンを作ることで、意思決定を減らすだけではなく、ちょっとした体調や気分の変化にも気づけるようになりました。また、余裕が生まれることで常に機嫌良く、周りにも優しくなれる気がしています。

 

逆に、「誰かと共にする食」にはかなりこだわっており、基本的に夜は友人や仲間たちと外食することが多いですね。一緒に食事することで自分の想いをより素直に伝えられます。夜に思いっきり好きなものを食べるためにも、朝と昼は無駄を削ぎ落としシンプルな食事を心がけています。

#02 MY LIFE

多くの人の心に届く、「好奇心のインフラ」を目指して

渋谷と神田にあるレストラン、「Sta.(エスティーエー)」のプロデューサーとして、店舗企画やイベント企画、メニューのディレクション、キャスティングなどの業務を行っています。駅の意味を持つ店名の通り、食を通して新しい出会いや発見がある、馴染み深い場所を提供したいという思いで2019年にオープンしました。

 

私の出身は埼玉の国道沿いエリア。東京に近いものの、最新の情報があるわけでもなく、地方の様に自然が近いわけでもない。近所を車で走れば、道沿いに大手飲食店チェーンが反復する様子が窓から見える。そんな特徴のない場所に住んでいたからこそ、東京や地方のようにアイデンティティが強い地域に昔から憧れを抱いていました。また、食事は人との繋がりを生むという原体験を通して、おいしい食が中心にある場所作りを行いたいと思うようになったんです。そんな想いを周りに伝えると、共同パートナーやデザイナー、設計士など多くの人たちがサポートしてくれ、目指していたものが形になりました。

 

Sta.は「馴染み深さと心地よい刺激の両方がある場所」を目指しています。提供している食事は、カレーや餃子、焼売など誰もが家庭で食べるようなほっとするものが中心。ですが、食材の組み合わせやスパイスなどSta.でしか味わえないアレンジを加えています。また、渋谷店にあるギャラリーや、店舗のBGM、他ブランドとのコラボなど、全ての取り組みは同じところを目指して企画しています。そうすることで結果的に、Sta.を通してお客様の日々が少しでもはかどるのではないかと思うんですよね。そのためにも、住んでいる地域や考え方、属性に囚われず、一人でも多くの人の心に届けられるようなお店にするため、自分自身もフラットであることを常に意識しています。

#03 MY DREAM

食を入り口とした「場所」作り

Sta.としての目標は、ゆっくりなペースで少しずつ数を増やしていくこと。東京だけではなく地方にも作っていきたいですね。店舗が担うテーマとしては、例えば地方では、一般消費者が知らない「在来野菜」がたくさんあります。このままクローズドな状態だと消えてなくなってしまう食材や食文化を届ける役割なども、担っていけたらと考えています。

 

また、Sta.に限らず食を入り口とした場所作りにも興味があります。明確な夢や目標は定めていませんが、やりたいことに出会ったらすぐ行動に移せるよう、常に機嫌良く、自分の心と体に耳を澄ませていきたいです。

#MYGREENSPOON 

Green Mermaid

私のお気に入りのGREEN SPOONは、アボガドとココナッツミルクでクリーミーに仕上げた、ほうれん草のグリーンカレー、「Green Mermaid」です。ココナッツとアボカドの独特のクリーミーさがお気に入り。食べ応えもしっかりしていますね。

 

「誰かと共にする食」以外の食事を全てルーティーン化している私にとって、GREEN SPOONは新たな選択肢の一つになると考えています。毎日同じものを食べることは今の自分にフィットしていますが、刺激があるからこそ気づけることもあると思うんです。GREEN SPOONはさまざまなフレーバーがあるので、その日の気分や体調によってセレクトできますし、どれも安心して食べられるのが嬉しいポイントですね。

 

商品情報はこちら ▷ Green Mermaid

 

自分を好きでい続けるために、常に「フラット」な自分で

昔から自分自身を何の変哲もない「埼玉県に住む一般人A」と感じていました。ですがSta.というブランドを世に提供する仕事を始めてからは、そんな自分の「普通の視点」がいかに大切か痛感したんです。どんなブランドであっても、「一般人A」に届けることから始まります。Sta.を各地域になくてはならない場にするために、常にフラットな視点を持ち続けたいと考えています。また、そのためにも常に余裕を持ち、周りの意見や考えに柔軟に対応できる自分であり続けたいですね。 

Instagram:@masatonagumo /Twitter:@masatonagumo
Sta. , @sta.official



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